風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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秋のはじめに
山の端 久しぶりに都会の喧騒を逃れて友人に促され、始まったばかりの秋の山を訪ねました。昨年の終わりに、命を終えて荼毘に付した相棒の猫の斎場近くの山を訪ね、好きだった一粒の香を焚いて偲んできました。
 未だ刈入れの終わっていない田の畦道に、見事なイヌタデの群生を見つけて、日当たりのいい休憩場所に腰を下ろしました。
少し広い坂になっている畦道は、農家の方たちが、農作業の合間にひと時の休息の場所として使われているに違いない暖かな陽が降りそそぐ場所で、季節外れの土筆が一本顔を出していて、<なんで今頃>と友人と笑い合って穏やかなひと時を過ごしてきました。
途中の道の駅で仕入れてきた素朴なお弁当を広げ、多忙に明け暮れる潤いのない日々を過ごしている二人には極上の休日で、いつにない優しい気持ちをいだきながら、このイネは、お米なのか餅米なのかと思案に暮れつつ、温かい日差しを浴びての休日でした。

少しずつ喪失感が薄れてきていて、それでもベットに入り、左腕の脇に身を寄せて眠っていた小さな重さが無くなっての空虚な寂しさに慣れることなく、深夜近くまで寝室に入らない癖に疲労を重ねているのです。
 殊更の秋、自然の中で過ごすことをのぞみながら、心の中に重くのしかかる様々な現実が乖離した気持ちの中で揺れる季節、人並みに虚ろな時間をやり過ごす重さを多忙に重ねています。

  

 
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