風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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上弦の月
小紫式部

 月がきれいに半分にかけて、そして、自然は、半年を経てまた牙をむきました。
災害・避難の言葉が飛び交って、列島はまたも大きな試練に立たされています。
何度も何度も、なすすべもない自然の怒りに晒されて、たくさんの命が失われています。

 自然の猛威に晒され失われた命があり、愚かなイデオロギーによって、無為に失われる命があり、その取り返しのつかない失われた命について多くのことを学んだ半年だった気がします。

そして、イデオロギーの闇に落ちて多くの命が犠牲になったニューヨークの9・11がやってきます。

 先日、アメリカの歴史学者の語る戦争について、終日見続けたテレビの番組がありました。
そこには、決して正義などではないアメリカの戦争があり、日本の真珠湾攻撃があり、ベトナムの殺戮がありました。ビンラディンによる正義が、決して愛国のためなどではなく、9・11の悲劇が、自国の民衆の悲しみと犠牲の上にたつものであることは、多くの母の底知れぬ悲しみが語るものであり、それは、どんな戦争にも正義などというものはあり得ないのであることを物語っているのでした。

 この地上から戦争が決してなくならないであろう事を思いながら、人間の心は、この半分に欠けた月のようなものであるのではないかと、ほんの一日だけ丸くなって欠けていくのであることを、そして、闇が支配してやがて・・・

 狂おしい暑さの夏が少しずつ後ずさりをしながら、涼しい風を運んできます。
朝夕はホッとする時間を過ごします。

 心穏やかに過ごせる秋に、失われた多くの命のことを思いながら・・・・・
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