風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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和の時間に触れて・・・
夕景

東京渋谷のレストランのオーナーシェフが、故郷佐賀県唐津市に念願のレストランを開きました。
東京駅と同じ設計者による、明治時代の建造になる、レンガ造りの旧佐賀銀行の建物の地下に開いたレストランは、いつも満員で、福岡から小一時間かけて人々が集う人気のレストランになっています。

 文化財となっている1階と2階では、オーナーシェフである彼の企画によって、唐津焼の中里太郎衛門と重利、隆3兄弟の展示会などが開かれます。
建物だけでも一見の価値のある場所は、洗練された料理の人気で、この日も満員でした。

 在京時代の友人からの連絡で紹介されたオーナーシェフは、豪快で気さくな人柄も手伝ってあちこちと顔が広く、食事に訪れる度に、知人のご紹介をいただき、この日も、ご友人の陶芸家の唐津焼の窯元に連れて行っていただきました。
車を走らせて小一時間、お二人の陶芸家の館は、いずれも、滴るような緑に囲まれた桃源郷ともいえる場所で、時間が止まったような空間で創作に打ち込んでおられる姿が髣髴とされ、お一人は、明日、東京での個展を控えて準備中にもかかわらず、快くお茶の時間を用意していただき、和の優しさに触れさせていただきました。

<すぐそこ・・・>も、谷を越えていく場所であってみれば瞬く間に時間が流れ、おおらかな性格のシェフにはレストランの夜の時間が迫っており、私は気が気ではなく、おいとまを促したのでした。

<自分はできるだけ客観的でいた方が厨房は育つ>とおっしゃって、夕暮れの棚田に感動しきりの私のために車を止め、シャッターを切ったのでした。

陶芸家たちと、今一度の訪問を約束して帰路についたときは、すっかり夜のとばりが下りていました。
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