風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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日々が緩んで・・・・
里山

厚い上着から少し軽めのコートに代わって、ようやく首を伸ばして歩ける季節になってきました。
この数年、里山に通って美しい季節を迎える喜びを味わっています。
大好きなこの季節は、あちこちにふっくらとした山桜の淡くやさしい色が見られるようになって、ぎくしゃくした関係とか、心にとげが刺さる思いとかがどんどん溶けていって、誰にでも優しく声をかけたい思いに駆られます。
美しい国に生まれてよかったと、やさしい思いを抱くことができてよかったと。

 現実は、心に刺さった棘をそっとピンセットで抜くような、おぼつかない日々を重ねていることの方が多いのにとの、そんな思いに駆られる日常を生きていて、美しいものとか美味しいものとかに出合うと、溶けていくような穏やかな気持ちに満たされていくのです。
様々な思いの日々を重ねていくうちに、いつか、激しい思いとか深い悲しみとかといった、心を揺さぶられるようなことに出合わなくなっている自分に気づくのです。

 お気に入り
 そんな日常を共に生きて、わが愛しの相棒は、いつか心を読んで、様々な問いかけに返事をするのです。
私の座るソファのクッションをたちまち占拠して、「そこが好きなの?」「隣ではだめなの?」と問いかけると素知らぬ顔で「ニャー!」わざわざ私を隣に移して満足顔でいます。
もう、かれこれ14・5年を一緒に生き、多忙に振り回され、それでも大人しく部屋の中の限られた空間で暮らします。判っているのかいないのか、わが愛しのチャーは、どんな問いかけにもいちいち返事をします。
「おかあさんを好き?」「ニャー」「ほんとに?」「にゃー」すかさず答えてくれるうれしさに、馬鹿な質問を繰り返すのです。「お父さんも?」「ニャー」「あら、そう!ふーん!」

単に、慣れ親しんで共に暮らす日々を、日常を、すり抜けた感性が反射的に声になっているのかと疑いながら、それでもしつこく繰り返しながらの、互いに動物同士の感性は、日々優しいコミュニケーションをとって暮らします。
「早く寝ようよ・・・」二階の部屋の踊り場で、わが愛猫は階下を見つめて呼んでいます。

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