風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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プレゼンテーション・・・
山百合

大雨の惨禍を残して、晴れ間が広がった。
故郷の景勝地は、海につながる河川が氾濫し大きな爪痕を残した。
子供のころの遠足に、山深い緑の中での山野草採取にと訪れた場所には、当分の間行けそうもないということである。深い山から流れ出る水は大河となって海にそそぎ、周辺の田畑を潤していたに違いない。
温暖化の進む自然は、遙か遠くの惨禍をひも解いて検証しなければならなくなってきている。

 博多山笠がはじまって、河口に近い周辺はにぎやかさからほど遠い。
数十年を経て、先端の居住地であった場所は、年老いた戸建の集落になってきて、あちこちで建て替えが始まってきている。子供たちの元気な声は、たまにしか聴かれない。
そんな中、可愛い威勢のいい掛け声が聞こえてきて、夏祭りの子供みこしが家の前を通って行った。
内玄関の壺に花を活け替えていて、その可愛い声を聴いて、去年とまったく同じことをしていたことに気付いた。
勢い水をかけてくださいと、叫んでいる。
今年もまた、ホースで勢い水をかけることになった。
「ホースでいくけどいい!!」「おねがいしま〜す!!」近づいた子供みこしに塀越しに勢いよく水をかけた。
反対側にいた子供が、両手を広げて水を浴びに駆け寄ってくる。
シャワーに切り替えて水をかけると、「ありがとうございま〜す!!」と頭を下げた。
心の中があたたかさで満ちた。

 プレゼンテーションの記事が今朝の紙面を飾っている。
高校生はインターナショナルに、子供たちは、被災地から始まって大いなるプレゼンに心を動かしている。
胸が熱くなった。知人の高校教師が、母親が自分の子供を語るとき「うちのミーチャンが・・」「うちのケン君が・・」というと嘆いた。聞いた私の心の中で、そんな母親に平手が飛んだ。
教育に、時代が変わって等ならないのである。

 昨年、大いなる期待をもって植えた山百合が咲いた。ユリ根に供されて山から消えた花が咲いた。
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