風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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花のいろに・・・・
木瓜と椿

 季節が変わりはじめて、春の色合いが濃くなった一日、多忙を重ねゆっくりと庭を眺める日とてない生活を繰り返していて、窓からチラチラと時折外を眺めながら、もう、あんなに花が咲いてると思わず庭に下りていました。
 今年はあらゆる椿が花開いて、微妙に違う形や花の色や、あれは何椿だったっけとチラと外に目をやりながら、瞬時で忘れて仕事にかえってくるという日常を生きていて、眺めながら見ていないという心の在り様がふとわびしくなり、花に誘われるように庭下駄をつっかけて・・・・。

 今年は、ボケの花の色が微妙に美しく、ふわっと優しい淡い色合いが目に飛び込んできました。
もっと赤が強かったような気がしていましたが、思いがけない優しい色合いが心をとらえて、そんなに好きでもなかったはずなのにと思いながらシャッターを切っていました。
緑の葉の美しい木イチゴには早くも白い花が咲きはじめようとしていて、足元には小さなバイモユリが咲いていました。

 まもなくやってくる3.11が、心をよぎりました。
海からすぐの河口の入り口に暮し、地震の断層の真上の大きな揺れを経験して、もし津波に遭遇したらそのまま海にもっていかれるということを認識しながら、それでもいいではないかという思いの中で暮らすことは、やってくる3.11の被災者への冒涜かもしれないのだという事につながるのですが。

 国の政策の、心を置き去りにされずにすまない形だけのその対応は、絶望の中で生きていく意味すら問わずにいられないもの。
チラリと希望を持たせるかの流れる歌声は、ただ空しくさびしく心を震わせているのではないかと。
二年の歳月の、計り知れない孤独と空しさと向き合って生きていくには、人は、あまりにも脆いのではないかと思いながら・・・・

 春はそこに来ているのだけれど・・・・。

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