風の教室
〜野の花・山の花でおなじみの広山流です〜
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春を分けて・・・
  三寒四温…少し暖かくなり、桜が5輪開いて開花宣言があり、そして、文字通りの寒さがやってきてあわててガスストーブに火をつけて。
 さすがに、庭の花たちは早春の可憐な花を咲かせて日々楽しませてくれます。枯れて何もなくなっていた土の上には、ホトトギスやフジバカマやバイモ百合やらが青い芽を吹き、そして、一日見ぬ間に花開いていて。
寒くても暖かくても春の訪れは心も開き、自然の中に生かされてあることのささやかな喜びが胸を浸すのです。
 北の地では春まだ遠く、雪が積もり風が吹き荒れて心も凍る寒さの中にあって・・・・
深い雪の中に自らをも閉じ込めてしまうであろう北の大地に、いっときも早く春の訪れがあるように願わずにいられない。
木瓜寒さは、思考をも停止させずにおかない自らを省みると、凍る台地に生まれることのなかった幸運を感謝せずにいられない。
花たちの淡い色合いに心和ませながら、寒さをやり過ごしてボーっと過ごしてみたくなる。

 先週、久々の横浜を訪れた。
三溪園で友人の所属する支部の花展が開かれ、数十年ぶりの横浜の夜を楽しんだ。パーティー の開かれたニューグランドホテルは、若いころ宿泊して以来で、夜の港の光景は少々様変わりして華やかになっていたが、眼下の公園に氷川丸が停泊していて懐かしさがこみ上げた。
 人生の半分を東京に暮し、残り半分を横浜に似る海辺に暮らしながら、捨てがたい思いを手繰り寄せる。変わりのない都会の喧騒も、失った若さの分だけ重く感じられる。それでも、住めば都ではなかったことに気づく。
 そう遠くない日に、長い時間をかけて、かって生きた跡をたどってみることにしたいと思う。振り返って若き日の思いを拾いながら歩くこともそう悪くないであろうから。
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